高知の夏といえば、よさこい祭り。
そんなよさこい祭りもついに終わってしまいました。

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去年久々に踊り子として参加したのですが、今年はまた戻って観客側に。知り合いのよさこい写真を撮って送りつける趣味がありまして、それはそれでそれなりに楽しい。

踊りは相も変わらず大好きだけど、顔面神経麻痺のせいでよさこいは頑張れば頑張るほど精神ダメージが強く…笑 写真を撮っていると一瞬の動きに集中して観察するので、「踊り」の部分を直視しなくてすんでいるのではという結論に今回至った。よさこいは大好きなので、私でも楽しめる楽しみ方がちゃんとあってすごくほっとしたわけです。

そんなこんなで、今年は本祭1日目はお世話になっている地元の会の展示会用の作品制作をし、2日目は朝から一人でふらふら見に行って、昼は県外からの友人のチームの追っかけ、夜は去年参加のチームを見に行くという予定でした。

・・・が、 1日目、祖父が入院するとの連絡。そして手術をするとのこと。
痛みは激しかったものの、腸がねじれて腐ってただけだったので、手術もすぐ終わり、大事には至らなかったのですが、1日目はよさこい本祭の中、ほぼすっぴん眼鏡のまま、チャリでぶっ飛ばし。救急病棟に祖父が入るのを見届けてから帰宅。結局徹夜で書き、よさこいを見に行けたのは午後。

しかも、友人に会うのも2回目かつ数年ぶりだったので(スカイプ等での通話はよくしてた) 、話に花も咲くし、なんかよさこい感まるでなし。

夜になって、地元の友人や後輩と合流し、去年踊ったチームを見に行く。1年ぶりの再会があったりして、わーわー言うやつ。

やっとここから本編

よさこいの何がすごいだろうって思った時に、大人になって数ヶ月、仕事以外で週3、4の頻度で普段だったらなかなか出会えない人達と会うということなんじゃないかなと。賞狙いのチームならもっと練習頻度は激しいし、賞狙いじゃなくとも、上記の頻度で同じ人達と同じ時間を共有する。

私自身、書道教室で毎週会う人達がいるけど、やっぱり通ってなくてもどこかで会う人が多くて。なにをいうても趣味一緒だし。書道という共通点。

でも、よさこいは年に1回の数ヶ月という期間限定で。その年に踊ることを決めた人の中で、同じチームを選んだという偶然が重なって知り合う人達。それが週1とかでもなく、週3とか。かなり奇特な集まりになる。

よさこいチームを選ぶ基準は「友達に誘われたから」「衣装が好みだった」「去年の踊りが好きだった」色々あると思うんだけど、「どこか感覚が近い人」になりやすい。

だからこそ、良くも悪くもチームのカラーがとても出やすくなると思ってる。大学生の時にダンス部だったのもあってダンススタッフを1回だけさせてもらったのだけど、大学はそこまでカラーがない。普通だったらとにかく若いっていうのが大学チームらしさ、なんだろうけど、医大だったせいで若々しさもそんなになかったし、共通点はあるけれど、「ノリ」とか「カラー」は、なんか様々な感じ。

といっても、賞狙いのチームは練習量が比じゃないので、ノリうんぬんよりもチームが好きなガチな人達が集まる。一度ここで踊ってみたかった、っていう一人参加の人もかなり多い。学生時代の部活仲間のイメージに近いんじゃないかな。

大人になってそういう人に出会える場所ってなかなかないのでは?と。賞狙いチームの時に感じる感覚は、スポーツなり趣味なり、そういうのをすれば意外と簡単に手に入る気がする。(といっても、元々ある団体に入り込んで、継続しなければならない大変さがあるから、よさこいはどっちにしろ手軽だね。)でも賞狙いじゃないチームの時の感覚は、かなり大人になってからは珍しい感覚な気がする。

そういうのを考えると、よさこいラブがすごく多いのは当たり前な事だよなあと。

結構色々お祭りって全国各地どこにでもあるけど、「お祭りの前に、数ヶ月の間、週に3・4回、大勢で集まって準備をする」っていうのは、結構珍しいことなのではと。しかもそのお祭りの参加は自由で、どこに所属するかも自分で決められるし、選べる数もかなり多い。

当日来て、当日参加できる、そういうチームもないわけではないらしい。でも、醍醐味ってその本番までの準備なんじゃないかなと、個人的には思う。

とはいえ、よさこい大好きな県外人からしたら、当日参加できるシステムも素晴らしいし、それで高知に移住とかなったら全然ありだし、むしろあるらしいし、大切だし必要。

あと、賞狙いの有名どころ以外は、たいていDVD練習があって、県外人が参加できるようにしてくれている。その代わり練習は一人でしなきゃいけないけど、同じチームで毎年踊ってると、当日や終わった後の打ち上げで仲良くなれた仲間と夏を過ごす事ができる。それはそれでとても楽しい。

IMG_1237(去年私が参加したRINNというチーム。去年友人がスタッフをしていて同級生大勢で参加した)

県外の人にびっくりされてびっくりしたこと

高知のよさこいは、お酒を飲んで踊る人が多い。

少量飲んで倒れた人に対して、そらそうやろ何やってんの…って怒ったっていう県外チームの話を聞いて、衝撃を受けた。大量ならまだしも、少量?少し?????

私はてんでお酒がダメなので、むしろ皆がビール飲んでる中、ウーロン茶飲んでるのが心苦しいレベルだし、よさこいでうろちょろしてても、そこらじゅうにビールの販売あるのに、ウーロン茶はコンビ二に買いにいかなきゃいけないくらい見つからない時あるし。

以前、阿波踊りに泥酔で出禁になった方の話を聞いて、高知じゃありえないな…と。泥酔くらいで出禁はないなと。

お酒が好きなお祭りピーポーは高知においでませ。

何が言いたかったの?

なんだかんだで高知のよさこい文化が大好きなんだよね。
今となっては、よさこいはストレスの原因になってしまっているけれど、それはよさこいをフルに楽しめないことがストレスなだけで、それだけ魅力があるお祭りだと心から思う。きっとそれがなかったらダンスも好きになってなかっただろうし、 感謝しながら私はダンスを好きで居続けたい。

去年踊って、踊ることが好きだ、というのを再認識した。だからこそ、辛くなった。
今更どうすればいいかわからないけど、いつかまた踊ることができればいいなと思う。

よさこいを楽しめないことによってストレスを感じる人がいるというのは、よさこいが魅力的であるということに他ならない。でも、何がいいところなんだろう、ってふと思って、書いてみた。

IMG_1234(RINNの代表の渋いショット)

今年もよさこいおつかれさまでした!
来年も楽しみだ〜〜〜〜〜。(私はいつまで高知にいるんだろうね・・・笑)